ハミガキを気を付けているのに虫歯になるのどうして?|駒込駅徒歩5分・田端駅徒歩8分の歯医者【駒込歯科クリニック】
平日 9:00~13:00 / 14:30~19:00
土曜 9:00~13:00 / 14:00~17:00
休診 木曜・日曜・祝日
ブログ
2023.12.13
こんにちは🦷
駒込歯科クリニックです 😉
先日、「毎日欠かさず歯磨きしているのに、虫歯ができてしまうのはなんでですか?」という患者様がいらっしゃいました。その悩みの方意外に多いものです。実は、虫歯ができる原因は、「日常生活のこと」がキーになっている可能性があります。
今日は、虫歯になりやすい方のポイントを14個ご紹介いたします。
①食生活が乱れている
糖が口の中に長時間とどまるような食生活をしていると虫歯ができやすくなります。
②間食が多い
甘いものに限らず、糖質を含んだパンやご飯、おせんべい、スナック菓子などを頻繁に食べると虫歯のリスクは高くなります。
③甘い飲み物をよく飲む
お茶、コーヒータイムの頻度が多く、砂糖を入れて飲む人、清涼飲料水をよく飲む人は虫歯リスクが高くなります。
④加工食品をよく食べる
やわらかい加工食品は、特に歯にくっついて残りやすく、虫歯を発生させやすくします。
⑤夜遅く食べる
夜遅く食べる習慣があると、たとえ歯磨きをしても就寝中には唾液が減るので、酸性に傾いた口の中が中和されないままとなり、虫歯リスクが高くなります。
⑥夜、お酒を飲む機会が多い
アルコールを飲むと、おつまみなどの食べ物を口にすることが多くなります。また、アルコールには利尿作用があるので、結果的に口の中が乾燥し、眠っている間に虫歯ができやすくなります。
⑦唾液の出が少ない
唾液が少なくなると、口の中の自浄作用や殺菌作用が落ち、虫歯にかかりやすくなります。
⑧口呼吸
何らかの原因により口で呼吸をしていると、口の中の水分が乾いてしまい、口の中の自浄作用や殺菌作用が落ち、虫歯にかかりやすくなります。
⑨ストレス
人はストレス状態にあると、唾液の分泌が落ちてしまいます。
⑩服用薬の影響
常用している薬がある場合、薬の副作用で唾液の分泌が落ちてしまいます。
⑪歯磨きがうまくできていない
歯磨きを1日に何度行っていても、汚れが取りきれていなければ、虫歯にかかってしまいます。特に次のような場合、汚れの取り残しが多くなります。
⑫歯並びが悪い
歯並びが悪いと、歯ブラシが隅々まで届きにくいため、汚れの取り残しが多く出てしまいます。
⑬治療箇所が多い
過去に治療した箇所が多いと、虫歯の再発が起こりやすくなります。
⑭歯ブラシでしか磨いていない
歯ブラシだけの歯磨きでは、どんなに頑張っても汚れを全て取り切ることはできません。特に歯と歯の間などの汚れは取り残しやすく、虫歯が頻発します。
以上にあげたような要因が複雑に絡み合い、虫歯のかかりやすさが左右されます。
虫歯リスクを減らすには
虫歯リスクを減らすには、まずは口の中に歯垢の原因となる糖を残さないよう、間食を極力減らすということが大切です。甘いものを食べるにしても、ダラダラと食べず時間を決めて食べる、寝る前には食べない、というようなことを守っていれば、めったに虫歯にはなりません。また、唾液を積極的に出すよう心がけることも大切です。そのためにはストレスを溜め込まない、鼻で呼吸する、普段からよく喋り、よく噛んで唾液線を刺激する、というようなことを意識して行うと良いでしょう。
歯磨きの回数ではなく、仕方に注意を払うことも大事です。歯ブラシだけで磨いている人はぜひ歯間ブラシ、デンタルフロスも使ってみましょう。
毎日の歯磨きに夜だけでもそのステップをプラスすると、汚れ除去率が2−3割アップし、歯と歯の虫歯を効果的に予防してくれます。ですがそれでも100パーセント汚れを取り切ることは難しいため、、3ヶ月~半年に1度くらいは歯医者に行き、検診やクリーニングを受けたり、虫歯予防についてのプロからのアドバイスを受けることをおすすめします。
今年もの残り僅かになりました。
気持ちの良い新年を迎えるためにも定期検診にいらっしゃいませんか。
また受験生の皆さんも安心して、受験に臨めるように、ぜひこの機会に1度定期検診にいらっしゃって下さい 😆