入れ歯・ブリッジ
入れ歯の種類
フレキシブルデンチャー

金属でできたクラスプといわれる、残った歯に引っ掛けるような装置を使っていないため、審美性に優れています。義歯床を薄くすることが出来るので異物感は少なく、金属アレルギーをお持ちの方にもオススメです。
金属床

入れ歯の主要な部分を金属で作ったものを金属床といいます。レジンと言われるプラスチック素材に比べると丈夫な金属を使用するため、頑丈に固定されて、湾曲しない丈夫な入れ歯が出来ます。また、食べ物の温もりが即座に伝わり、快適な食生活を楽しむことが出来ます。
チタン床

チタンは、ロケット、飛行機などの最先端分野から、身の周りのスポーツ用品やメガネフレームなどにも用いられる注目の素材です。金属が摩耗して溶け出してしまうようなことがないのでアレルギーの心配もありません。もちろんスプーンを口に入れた時に感じるような味もしないので、食べ物本来の味を楽しむことが出来ます。一般的な入れ歯に用いられる金合金の25%程度の重さでとても軽いです。
ゴールド床

ゴールドは経年による変色の心配もなく、溶け出しにくい金属であるため、アレルギーが起こりにくい体に優しい素材であり、精巧な加工をしやすいという特徴もあります。
コバルト床

コバルトクロム素材は金属床義歯としては最も長く使用されてきた素材です。レジン床の約1/5という薄さで、口に入れた時の違和感は少なく、食べ物の温度もよく伝わります。非常に丈夫なので、長く快適にご利用になれます。
⼊れ⻭治療の詳細
治療期間 | 治療回数 | 料⾦ (税込み) |
|
---|---|---|---|
フレキシブル デンチャー |
約1か月 | 4回 | 110,000 ~ 220,000円 |
金属床 | 約1か月 | 4回 | 330,000 ~ 440,000円 |
チタン床 | 約1か月 | 4回 | 440,000円 |
ゴールド床 | 約1か月 | 4回 | 440,000円 |
コバルト床 | 約1か月 | 4回 | 330,000円 |
リスク・注意事項
- 公的医療保険が適用されない自由診療です。
- 入れ歯が壊れた場合、修理に時間がかかってしまいます。
- 患者さまによってはアレルギー症状が出る可能性があります。
- 素材自体の耐久性が低いので、嚙み合わせが強すぎると壊れてしまうことがあります。また、お口に合わなくなったり壊れたりした時の修理が困難です。
入れ歯についての
よくある質問
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Q
保険診療で作る義歯と自費で作る義歯は、どのような点が違うのですか?
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A
1.総義歯のケース
保険で作る義歯はプラスチックですが、自費で作る義歯は金属床となっています。プラスチック素材は割れやすいこともあるため、厚みを持たせて作っていますが、金属床は薄く、軽く、頑丈なつくりなので、口内の違和感が少なくて快適です。チタン素材が軽いといわれています。2.部分義歯のケース
保険で作る義歯は使用できる部品が決められています。自費の義歯は設計に自由度が高く、審美性にも優れています。3.噛みぐあい
保険であっても自費であっても、嚙み合わせた時の違和感・痛み等は歯科医の技術や経験によって差が出ます。保険治療の場合は量産されている洋服を買うのと同様に、嚙み合わせの不具合を多少我慢する必要が有るかもしれません。自費で作る入れ歯の場合は、担当する医師が考える治療方針をご確認の上、患者様と歯科医との話しあい、良い治療方法をお選びください。