MENU

〒114-0014
東京都北区田端3-8-9
コンシェリア駒込ANNEX1F

LINE予約はこちら

※Web予約(EPARK)は仮予約ですので、後ほど医院から確認の電話があります。尚、LINE予約は本予約です。
※当日など直前のご予約につきましては、直接お電話にてお問合せください。

診療時間
日・祝
9:00~
13:00
14:30~
19:00

【休診日】木曜・日曜・祝日
:土曜日の午後の診療は14:00〜17:00です。

受付は午前・午後ともに原則、診療終了時間30分前までとなっていますが、診療内容によって異なる場合がございます。

TOPICS

ブログ

歯を守れば脳も守れる!認知症対策はお口から

 

こんにちは。駒込歯科クリニックです。
今年は秋の味覚であるサンマが大漁です。

サンマなどの青魚に多く含まれるDHAは
認知症予防にも役立つ可能性 があるとされ、
積極的に摂りたい栄養素のひとつです。

実は認知症には食事や生活習慣だけでなく、
お口の健康も深く関わっていることが
わかってきています。

 

 

◆歯が減ると記憶力が落ちる?
 ~歯の本数と認知症

年齢を重ねると歯の本数が減り、
これにより噛む力が弱まってしまいます。

噛む力が弱まると、食事や体調面だけでなく、
「認知症」の発症にも影響することが
多くの研究で示されています。

ある研究では、65歳以上で歯がほとんど残っておらず、
入れ歯も使っていない人は、
20本以上ある人に比べて認知症のリスクが
約1.9倍も高いという結果がでています。

 

「噛む」という行為は
単に食べものを細かくするだけでなく、
あごの筋肉を動かして
脳に刺激を届ける役割も担っています。

歯が減ってしっかり噛めなくなると、
脳への血流や刺激が減少し、
その働きが弱くなってしまうわけです。

 

 

◆歯周病は「アルツハイマー型認知症」の
 引き金に

近年は歯の本数だけでなく、
歯周病も認知症に
影響を与えることがわかってきました。

別の研究では、歯周病の人はそうでない人と比べて、
アルツハイマー型認知症のリスクが
約1.7倍も高いと報告されています。

アルツハイマー型認知症は、
脳に「アミロイドβ」という
老廃物のようなものが溜まり、
記憶力や判断力が低下していく病気です。

実は、歯周病菌が体に入り込むと、
アミロイドβが作られやすくなり、
認知症のリスクを高めるおそれがあるのです。

 

 

◆歯が20本あれば割引される保険商品も!?

こうした研究結果は、
医療以外の分野でも活用されはじめています。

最近では、ある生命保険会社が
70歳以上で歯が20本以上残っていれば
保険料を割り引く、という
認知症保険の商品を発売した例もあります。

このように、お口の健康と
将来の健康リスクのつながりが
より一層社会でも認識されてきています。

 

 

◆「人生100年時代」の今、できること

「いつまでも自分らしく元気に過ごしたい」
というのは多くの人に共通した願いであり、
その実現には”お口の健康”が欠かせません。

歯や歯ぐきを守ることは認知症のみならず、
糖尿病や心臓疾患、脳卒中の予防にも
役立つといわれています。

日々のセルフケアに加え、
定期的に歯科を受診してお口の環境を整えることは、
健康寿命を延ばす第一歩です。

 

未来の自分、そして大切な家族のためにも、
今日からできることを一緒にはじめていきましょう。

 

駒込歯科クリニック
〒114-0014
東京都北区田端3-8-9
コンシェリア駒込ANNEX1F
TEL:03-5842-1717
URL:https://www.komagome-dc.com/
Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/fdqiAPyqU4bApkZy5