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お知らせ

子どもの歯が茶色くなった?!その対処法とは?

こんにちは!駒込歯科クリニックです。

6月4日から6月10日は「歯と口の健康週間」です。

いつもより、お口のことを意識して、80歳まで20本の歯で元気に物を噛めるように取り組んでいきましょう。

今日はお子様の歯について書いていこうと思います。

普段忙しいお母さんお父さんにとって、子どもの口の中を毎日じっくり隅々まで見るのは難しいですよね。

ある日、子どもの歯を見て茶色くなっている!と気づかれた経験はございませんか。

子供の歯が茶色くなっている原因としては大きく分けて4つの要因が考えられます。

  • 着色

麦茶や緑茶、紅茶、ウーロン茶などはカテキンを多く含んでいるので歯に着色しやすいです。この場合、前歯に主に付着してくるので、すぐに発見しやすいのではないかと思います。着色も汚れであることに変わりないので、むし歯や歯肉炎の原因になることもあります。歯科医院で専用のブラシとペースト(歯科医院専用の歯磨き粉)で落とすことが可能ですので、着色に気づいたらすぐに落としてもらいましょう。また、着色しやすい飲み物を避けることも重要です。

着色しやすい飲み物や食べ物としては他にココアやチョコレートのようにポリフェノールの多く含まれるもの、豆乳や納豆などイソフラボンが多く含まれるもの、醤油やソース、ケチャップなど色の濃い調味料、カレー、ベリー類などが挙げられます。これらの食品を全く食べないことは難しいと思いますので、食べたらすぐに歯を磨いたり、水でゆすぐなどをするなどを行うと効果的です!

歯磨きの頻度が少ないと汚れが溜まり着色のしにくいものでも、着色してしまいます。

乳歯の歯の溝は大人の永久歯の溝と比べて深いので磨き残しが多くなりがちです。奥歯の溝もしっかり磨いてあげるようにしましょう。

  •  虫歯

汚れが溜まったままの状態が続くと、当然ですがむし歯ができてしまっている場合もあります。子どもの歯は大人の歯と比べて歯質が柔らかくむし歯になりやすいです。着色かと思ったらむし歯だったということも多いです。着色かむし歯か区別するには歯が欠けているかどうかを細い器具で検査したり、レントゲンを撮ったりする必要がありますので、しっかりと歯科医院で着色か、むし歯かを見てもらいましょう。

子どものむし歯は進行が早く、すぐに神経まで達しますので、早めの受診が大切です。

  • 神経が死んでいる。

歯に大きな衝撃が加わると、歯の中の神経が壊死してしまうことで歯が茶色から黒っぽく見えることがあります。また、一度神経の治療をした歯も少し暗く見えることがあります。こけたり、ボールが顔にぶつかったりしたことがある場合、1、2か月経過してから変色くることが多いです。主に上の前歯によく起こります。

  • エナメル質形成不全

あまり聞き慣れないワードかもしれません。歯の一番外側にある最も硬い部分であるエナメル質が先天的に形成されない状態です。歯は一番外側にエナメル質、その中に象牙質、そして神経という層構造になっています。エナメル質は透き通った白い色をしており、象牙質は茶色っぽい色をしています。歯が白く見えるのはこのエナメル質が外側にあるためです。そのエナメル質がなくなるので、通常の歯と比べて茶色に見えるのです。エナメル質形成不全の原因としては母親の妊娠中の病気、子ども自身の病気、乳歯の根っこの病巣や外傷などが言われています。エナメル質がないので、歯の強度が非常に弱いです。むし歯に非常になりやすいだけでなく、噛む力や歯磨きの力でも欠けたり、すり減ったりします。すり減ったり欠けたりしている部分は、プラスチックの詰め物などで補修してあげなければ、だんだんと神経との距離が近くなってきて、最悪な場合は神経を取らないといけないこともあります。そのため歯科医院での定期検診が必要です。一本の歯だけが形成不全でその他の歯は健全な場合もあるので、色がおかしいと思ったら早めの受診をしましょう。